肝臓 対策

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肝臓を健康に保つための対策

沈黙の臓器と呼ばれている肝臓。存在は知っているものの、その働きの重要性を知っている人は意外と少ないです。しかし肝臓は私たちが生きていくうえで、とても大切な役割を果たしている臓器の一つです。

 

 

 

今回はそんな肝臓について、異常を見抜く方法や健康に保つ対策などをまとめて紹介していきます。

沈黙の臓器、肝臓

 

肝臓は私たちが生命活動をおくるうえで、とても大切な役割を担っている臓器です。しかしいまいち肝臓の機能と聞いてもピンとこない、という人が多いのは、肝臓がその特徴故に「沈黙の臓器」とも呼ばれているからでしょう。

 

 

 

肝臓は具体的に、どのような役割を果たしているのか、そして沈黙の臓器と呼ばれる所以について、まずは解説していきます。

栄養分の貯蔵や調整

私たちが食べ物を摂取すると、その食べ物は体内で分解され栄養として吸収されます。肝臓では、小腸で吸収された糖分や脂肪分をエネルギーとして貯蔵したり、たんぱく質、グリコーゲン、脂肪などを分解し、蓄える役割を担っています。

 

 

 

また貯蔵だけではなく、その栄養素を必要に応じて体内に送り出すのも肝臓です。血液中にあるブドウ糖をグリコーゲンとして貯蔵したり、少なくなったらブドウ糖に戻して送り出したりする役割も肝臓は担っています。いわゆる血糖値と呼ばれるものを調整しているのは、肝臓なんですね。

解毒作用

肝臓と聞くと、アルコールを分解してくれる場所…というイメージを持っている人は多いと思います。肝臓はアルコールに限らず、身体にとって有毒な物を分解し解毒する役割を担っているんです。

 

 

 

なので肝臓の機能が弱まったり、解毒が追い付かないほどたくさんアルコールを摂取した時には二日酔いなどの症状を引き起こします。また日頃からたくさんお酒を飲み肝臓を酷使しすぎていると、当然弱っていくわけです。

沈黙の臓器

肝臓はしばしば、沈黙の臓器と称されます。その理由は、例え病気があっても身体に異常が出にくいためです。なんだか調子がおかしい、と病院に行ったときにはすでにだいぶ病状が進行していた…ということが起こるのも、肝臓が多いと言われています。

もしかして肝臓が弱っている?見抜くサイン

 

沈黙の臓器と言われ、症状が非常に出にくいとされる肝臓。しかし気づいた時には手遅れ、ということになっては困りますよね。ここでは肝臓が弱っていることを見抜くサインを、いくつかご紹介します。

皮膚や白目の色が黄色っぽい

肝臓に何かしらの異常がある人は、皮膚の色が黄色みがかった状態になりやすいです。これは顔などをはじめ手足など、全身の至る所に生じます。もちろん部分的に出ることもありますので、他の部分に比べて肌が黄色っぽいな…と感じたら要注意です。

 

 

 

また肝臓の異常は、特に目にでやすいといわれています。白目の部分が黄色っぽくなっている人は、肝臓に何かしら異常がある状態と言えるでしょう。

アルコールに酔いやすい

これはもともとアルコールに弱い人はさておき、普段であれば問題なく飲める量ですごく酔っぱらってしまったり、二日酔いになってしまった場合は注意が必要です。肝臓が弱れば、必然的にアルコールを分解できる力も弱まります。そうして酔いが早く回ったり、二日酔いに繋がっていくわけです。

寝つきが悪くなる

肝臓は神経とも関りがある臓器です。肝臓機能が低下すると自律神経の働きも鈍り、これが不眠に繋がっていきます。寝つきが悪くなることはもちろんですが、夜中に何度も目が覚めてしまったり、逆に昼間猛烈な眠気に襲われたりということも。

活力が出ない

肝臓は摂取した栄養をエネルギーに変え、貯蔵したり必要に応じて体内に送る働きをしています。その機能が低下するとうまくエネルギーを蓄えられなかったり、体内に送り出せなくなると言った現象が起こります。

 

 

 

エネルギーがいるぞ!というときにも栄養が身体にうまく巡らないため、活力がでないといったことに繋がるわけです。

胃がもたれる

肝臓が弱っていると、栄養素をうまく分解したり蓄えることができなくなります。そのためうまく分解できなかった栄養素のせいで胃がもたれたり、お腹を壊してしまったりということが起こりがちになります。

 

 

 

胃もたれは食べ過ぎなどが原因で起こりますが、あまり普段と変わらない食生活をしているのにいやにもたれる感じがするという場合、肝臓が弱っている証拠かもしれません。

肝臓を健康に保つための対策@食事

 

悪くなると、私たちの身体に様々な悪影響を及ぼす肝臓。ここからは肝臓を健康に保つための対策を紹介していきます。まず気を付けたいのが、やはり食事に関することです。

栄養バランスに優れた食事を心がける

ジャンクフードや添加物がたっぷり入ったコンビニ食などを連日摂っていると、当然身体に入ってくる毒素も多くなります。肝臓はそれを一生懸命解毒するわけですが、量が多ければ働きが鈍ったり衰えてしまいがちです。

 

 

 

かといって過剰に栄養を摂りすぎるのも、肝臓はその処理に追われることになるためよくありません。肝臓が無理な働きをしないで済むように、バランスの良い食事を適切な量だけとることを心がけましょう。

アルコールの摂取を控える

過度の飲酒をすると、アルコール摂取によって生じるアセトアルデヒドも必然的に多く体内に発生します。このアセトアルデヒドを分解するのが肝臓の役目なわけですが、その量が多すぎると肝細胞にダメージが出てきてしまいます。

 

 

 

二日酔いになりやすくなる程度であればまだ序の口、拗らせるとアルコール性肝機能障害へと発展する恐れがあるので、アルコールの摂取はできるだけ控えた方がいいでしょう。

肝臓を健康に保つための対策Aストレス軽減

 

ストレスと肝臓は、一見するとその関係性がよくわからない人もいるかと思います。しかしストレスは肝臓にも悪影響を及ぼすものです。人はストレスを感じると交感神経が興奮してしまい、内蔵の血流量が減ってしまいます。血流の流れが滞ると、肝臓機能の働きも低下していくのです。

煙草にも気を付ける

ストレスをためると、ついついタバコなどにも手が伸びがちになります。禁煙していたのに吸い始めたり、本数が増えたり…。しかし煙草も、肝機能を低下させるものの一つとして知られています。

 

 

 

喫煙をすると、血液中の一酸化炭素が増加します。一酸化炭素は血液中の酸素の運搬を邪魔するため、肝臓へ向かう酸素が不足してしまうのです。そうして肝機能の低下に繋がっていくので、喫煙習慣がある人はそれを控えること、またストレスが原因で煙草が増えがちな人はストレスをためないよう気を付けましょう。

肝臓を健康に保つための対策B運動

 

肝臓は、栄養素を貯め込んだり毒素を排出する役割をするということは前述しました。しかし運動をしていないと身体が栄養を貯め込みすぎてしまい、肝臓に負担がかかります。また毒素は汗などによって体外へ出ていくものですが、運動をせずに代謝が落ちている人の場合、発汗による毒素の排出ができずに、肝臓が分解に追われることとなります。

血流を促すためにも運動は大事

運動不足の人は、血流の流れが滞っている人も多いです。血流が滞ると肝臓へうまく栄養素や酸素が行き渡らなかったり、逆に分解したものを排出しようとしても詰まったような状態になり、うまくいかないこともあります。血流を促進するためにも、適度な運動は大切なことだといえます。

まとめ

 

肝臓の役割についてや、異常のサイン、健康に保つための対策などを、まとめて紹介いたしました。沈黙の臓器と呼ばれている肝臓ですが、私たちの生活においてはとても大切な臓器であり、なくてはならないものです。

 

 

 

気づいた時にはすでに手遅れだった…ということにならないよう、日頃の生活習慣や肝臓の調子には気を付けておきましょう。